冨士写真館

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フォトジェニック

『あこがれ』

楽しいイベントの前は、胸が高まり
いつも眠れずにいた、幼い記憶
そんな、気持ちを写真に
込めたいと想いシャッターを押す。
この写真が大好きです。

 

彼女は入り口から入ってくるなり、屈託のない
笑顔でご挨拶をしてくれました。
私は一目見て、彼女が今日の日を
どれだけ待ちわびたのかわかりました。
 

 

カメラマンと被写体との距離が、近ければ近いほど
素敵なマジックが生まれます。ドキドキしながら
私は出来るだけ彼女の気持ちに近づけるよう、
お話ししてみました。
 
カワイイが大好きな彼女が
一番大好きなのは、ピンクのウサギ。
ピンクだけでも可愛いのに、ウサギが合わされば最高です。
 
ひとめぼれのピンクのドレスに身を包み
最高の笑顔、いつのまにかカメラマンの私が
一番楽しんでいました。
 
人を楽しませるには、自分が楽しまなくてはいけない。
昔、先輩に教えていただいた言葉です。
楽しい想い出と、最高の笑顔の写真。
写真からは、声がきこえてきそうです。
この写真が大好きです。

新井隆司

 

『明るい未来』

 
子供たちの笑顔はまぶしく美しい。

 
新型コロナウィルスには負けない!
この笑顔を見て私は確信しています。
 
お友達とまた笑顔であいさつが出来る
日を楽しみにお家で、過ごしてね。
 
この笑顔を守る為、頑張ります。
もう一度、私たちは新型コロナウィルスには負けない!
2020年4月18日 新井隆司

 

『寄り添う』

 
私が撮影する複数の人物写真は、互いに
寄り添います。
ストレートな意味では、寄り添うとは
そばにぴったりと寄る、という解釈です。

 
たとえばファッション誌などで、初対面の
モデルが寄り添う写真と、ご家族お友達同士で
撮影する写真の寄り添いは、違うものです。
 
ご家族お友達は、ただそばにいるだけでなく、
相手の気持ちに共感し、自分の気持ちと
相手の気持ちを同調させるといった意味合いも
含んでいる寄り添いだからです。
 
複数の人物写真は、一人一人単独でも
美しいポージングの集合ですが
寄り添うことで親密感を表現します。
 
この写真が大好きです。
2019年12月15日 新井隆司

 

『幸せ』

 
私たちの生活に写真は溢れている。
仕事場から自宅に帰る時、多くの写真を
目にするし、スマホを開けばSNSでは
動画より写真が多い。

 
正直写真を目にすることなく、日常を
過ごす事は難しいだろう。
その中で人の心を動かす、人物写真は何か。
 
愛と幸せだ。
 
有難いことに、写真館のお仕事は愛や
幸せのイベントに溢れている。
 
卒業する彼女たちの会話を聴いていると、
とても新鮮で楽しい、男性とは違う視点で
物事を観察し思考しているからだと思う。
 
カメラマンとしての、私の役割は
ストーリーテラーですが、話好きの為か
彼女たちの会話につい、突っ込んで
聞いてしまう事があります。
 
彼女たちは、くったくなく私を会話に
入れてくれました。
 
そんな優しい彼女たちをどう表現しようか。
 
仲良いお友達というテーマで衣装が
華やかに見える様、黒い背景で、出来るだけ
お互いを近づけシャッターを押す。
 
この幸せの写真が大好きです。
2019年12月13日 新井隆司

 

『愛の為に写真を残す』

 
人は何のために人物写真を残すのだろう。
 
自身の存在証明の為、残すのではないか。
若い頃はずっとそう考えていました。

 
今では愛する人の、時間を切り取り
残してあげたいと考える様になりました。
 
ご家族、友人から愛されている
幸せなお客様を、親御様やご友人の
 
代わりに私の手で、表現できる幸せ。
 
彼女たちの写真を見て思うのです。
1+1+1のは3ではないと
人の顔は左右対称ではありません。
 
微妙にバランスが違うのです。
その違いが個性です。
 
皆違って皆いい。
 
この写真が大好きです
2019年12月7日 新井隆司

 

『百花繚乱』

 
アナログのモノクロフィルムから
カラー写真、デジタルに移行し今では
スマホで簡単に写真が撮れる時代。
 
でもマインドは何一つ変わっていません。

 
女性は3割キレイに撮りなさい。
修業時代、師匠に教わりました。
 
自然に美しく写すためには、女性の
良い所を探し、最適の光と角度を厳選し
被写体を安心させ、カメラマンが撮影する。
 
その為には、お客様と沢山お話して
笑顔を観察する事です。
 
彼女たちは、とても明るく
チャーミングで、とても話し上手。
 
お衣装選びの時から、にぎやかで
個性的な皆さんでした。
 
先日の学園祭のステージで華々しく
盛り上げた、立役者だそうです。
 
お一人お一人のお顔や角度を厳選し
くみ上げた、このポージングは
ジャニーズの嵐の様だと
楽しんでいただけました。
 
百花繚乱
 
この写真が大好きです
2019年12月6日 新井隆司

 

『時を超えて繋がる』

 
黒背景は、人物をギュッと
クローズアップさせる力強さが
あります。
 
彼女と出会った、当時の私は
修行先から帰ったばかりで、シャッターを
押すのが楽しくて楽しくて仕方ない時期でした。

 
お宮参り撮影で、ご来館いただきました際、
ママが彼女を抱っこする雰囲気がとても
素敵だったので、お二人を撮影させていただき
お店のウィンドに飾ったのが20年前。
 
すっかり大人の女性に成られた彼女を
また撮影出来る。
 
撮影日前日から、ワクワクしていました。
 
彼女も同様の思いだったのでしょう。
撮影の為、特別にに髪色を変え、爪を整えられ
お母様が結納で使用された、お気に入りの髪飾り
をお召しになられていました。
 
お気に入りの髪飾りと、可愛い爪を
素敵に撮りたくて、この写真を撮りました。
 
20年カメラマンを続けてきて
こんなに嬉しい事はありません。
 
時を超えて想いは繋がる。
 
この写真が大好きです。
2019年12月2日 新井隆司

 

『表現』

 
後ろ髪を引かれるの語源は、
後ろに生えている髪の毛をつかまれて
なかなか前に進めないように、思いきれない
ノスタルジックな様子を表現した言葉ですが。

 
着物は角度で私たちに見せてくれる
表情が変わります。その表情を
感じ取り表現するのがカメラマンです。
 
着物の斜め後ろ姿も、少し愁いをおびた
姿に見えたのですが、それだけでは
彼女のチャーミングな一面を
表現できていません。
 
意思を感じる目線少し柔らかく
そして微笑んでもらい
シャッターを押しました。
 
少し愁いがあり意思を持った写真。
 
この写真が大好きです。
2019年12月1日 新井隆司

 

『華やかな卒業袴』

 
お二人を撮影する場合、画面上に
人物を大きく配置すればするほど、
顔が近づきクローズアップされます。
顔の近づく距離感は、親密度にも
つながります。

 
しかし逆に人物が、大きくなると
いう事は顔がクローズアップされ、
衣装の写る部分が少なくなるという事です。
この見極めを行い、最終的な写真プリント
をイメージするのがカメラマンです。
 
彼女たちは卒論も終わり、街中を仲良く散策
されるお二人をイメージし、出来るだけ
お顔が近づきながらも、華やかな赤い2尺袖
紺色と緑の袴姿を出来るだけ写るよう
ポージングを考えました。
 
華やかな卒業袴写真
 
この写真が大好きです。
2019年11月30日 新井隆司

 

『未来への目線』

 
ポートレートでカメラ目線でない
写真はどういう意味があるのか。
 
ただただ虚空の空間を、見つめているのか。
それとも、想い出に微笑んでいるのか。

 
もちろんカメラマンは意図やイメージがあり、
構図やポーズを具象化しているのです。
私は彼女たちとお茶してお話している時、
これからの楽しい卒業旅行のお話を
お聞きしました。
 
私も学生時代、友人と小笠原に長期滞在し、
はじめてのホエールウォッチングなど、楽しかった
想い出を懐かしく思い出したのです。
 
これから楽しい未来へ期待満載のお二人を
どう撮ろうか。
 
考えたポーズが、少し横向きで
未来へ向かって
お二人微笑んでいるポーズです。
 
お二人が将来困難に出会っても、
お写真を見てこの時のお気持ちを
想い出し、前に進んでいただけたら
と思います。
 
この写真が大好きです。
2019年11月27日 新井隆司

 

『ハイカラさん』

 
冨士写真館は卒業袴撮影の小道具として
だるま自転車で「ハイカラさん」を演出します。

 
このハイカラさんには実在のモデルがいるそうです。
プッチーニの「蝶々夫人」を当たり役とした
オペラ女優、三浦環。彼女は1900(明治33)年、
芝の自宅から上野の東京音楽学校まで、片道2里の
自転車通学をしたのです。当時まだ珍しかった自転車に
乗って通学する女学生は評判となり、
「自転車美人」と呼ばれて見物人も出たほど。
(近代女子袴の歴史一部抜粋)
 
彼女たちもハイカラさんを楽しんでいただきました。
 
この写真が大好きです。
2019年11月25日 新井隆司

 

『地上の天使』

 
キリスト教の教えに、『地上の天使』と
いう物語があるそうです。
 
空を飛ぶ天使は2枚の羽根をもっているが
地上の天使、つまり私たち人間は
生まれたときに、羽を1枚しかもっていない。
 
しかし、結婚して夫婦になると
2人の羽根を合わせて2枚の羽根を持ち、
空を自由に飛べるようになるのだ、という話です。

 
お二人は奥様の趣味が高じて、同じアーティストのライブに
通うようになり、ご主人は奥様の影響で楽器を始め、今では
ライブに通い詰めていた、アーティストと同じステージに
立つ事もあるそうです。
 
お互いを高めあう関係は素晴らしいですね。
 
地上の天使。
 
この写真が大好きです。
2019年11月23日 新井隆司

 
 
スタッフ一同お客様のご来館を
心よりお待ちいたしております。

『美しい光ということ』

 
私がスタジオを設計する際、誰もが主人公になれる
美しい光をつくる事を重要視しました。
 
それは集合写真で皆に均一的に光が当たる
のではなく、役柄、関係性で配置を行い
被写体がパズルのピースの様にぴったりと
嵌る光の表現です。

 
その為、お客様とのコミュニケーションを
重要視します。
コミュニケーションを取る事で、お友達の中での
役割、関係性を把握し、ポーズ配置を行います。
彼女たちと、学園祭、卒論や卒業旅行、飲み会
についてお話をお聞きし、このポーズに
行きつきました。
集合写真は、皆が主人公。
しなやかで美しく。
 
この写真が大好きです。
2019年11月22日 新井隆司

 

『未来』

 
彼女たちと初めて出会ったのは、4年前の大学
1年生でした。
大学のオリエンテーリングのスナップ写真では、
少女だった彼女たち。今では立派な女性として
大学を卒業されます。

 
彼女たちの輝きをどう写真に収めようか?
 
そうだ彼女達の4年間のストリーテラーの
ような写真が撮りたい。
 
写真から声が聞こえてくる写真にしたい。
 
そう思いながらシャッターを押しました。
 
素敵な笑顔の集合写真、
未来につなげる今日という日
 
この写真が大好きです。
2019年11月21日 新井隆司

 

『自由であること』

 
日々写真を撮っている私は、時々冒険が
したくなります。
本来自由な表現であるはずの写真に、自分で
規制を作っているからです。

未婚女性の第一礼装ともいえる、振袖を着用した
彼女たちの袴姿を、どう表現しようか前日から
イメージをしていたのですが、まとまりませんでした。
 
撮影前、彼女たちにお茶を飲みながら
色々とお話をして、ユニークで
チャーミングな魅力を感じました。
 
そこで少しイメージカット的な写真を
お願いすると、快く引き受けてくださいました。
 
明るいお嬢様で、とても楽しい撮影時間を
過ごさせていただきました。
 
写真は自由。表現も自由。
 
この写真が大好きです。
2019年11月20日 新井隆司

 

『優雅』

 
決定的瞬間という言葉があります。
これはアンリ・カルティエ=ブレッソン氏が
水たまりを飛んでいる人のスナップ写真を撮り
有名になった写真です。
 
写真の表現には静と動があります。
静止している写真に動があるのかと
思われるかもしれませんが、先ほどの
決定的瞬間は動の写真です。

対してポートレート(肖像写真)は作り上げていく
写真です。撮影前、華やかな振袖の彼女に
シンプルな黒い背景に立っていただき、
クラッシックな蛇の目傘をさすイメージを考えました。
 
ポージングでは足元の角度を整え、膝を調整し、上半身の
バランスをとる。その後、傘を美しいバランス配置。
指先のひとつひとつまで自然で美しくなるよう注意をはらいます。
 
もちろんカメラマンとモデルの共同作業です。彼女はカメラの前で
一生懸命は美しいポーズを演じ、にかみながらも笑みを作ってくれました。
私は感じシャッターを押す。
 
シャッターを押す時間はほんの数秒ですが、そこに至るまで
多くの過程を経て完成するのがポートレートです。
 
振袖は、優雅な静の姿が美しい。
 
この写真が大好きです。
2019年11月18日 新井隆司

 

『家族の愛』

 
昔から人は、家族の肖像画や
家族写真を残してきました。
どうしてでしょう?
 
愛を残すためだと、私は考えます。
皆の幸せ愛を、家族写真で表現するのです。

めったに撮る事のない家族写真、
思春期のお子様は照れくさいと
思うかもしれません。
 
でも何年か経てアルバムを開いた時
懐かしい思い出が、よみがえる感動を
ぜひ体験していただきたいのです。
 
その時、きっと撮って良かったと
思っていただける事でしょう。
 
ではどうすれば、ご家族の愛を
写真で表現すればよいのか。
私はお互いの距離、しぐさ、ポーズで
表現します。
 
今回のご家族は、ごきょうだいは
互いに思いやる心を持っておられ、
パパママは、お子さまに対する愛が
言葉からも感じられました。
 
最初のポーズは、ご家族皆で立ち姿で撮影。
これはお子さまが成長された時、こんなに
小さかったんだね。という記録も込めて
 
でも私はどうしても、このご家族の素敵な
雰囲気を表現したくて、もう1ポーズ撮影しました。
 
主人公の彼女は素敵に、パパがカッコよく
ママが優しく綺麗にパパに寄り添い、
お兄さんが堂々とした写真を
撮りたかったのです。
 
家族写真は愛のかたち
 
私はこの写真が大好きです。
2019年11月16日 新井隆司

 

『自然であること』

 
写真は引き算といわれます。
これはシンプルであればあるほど、
被写体の自然な美しさを表現でき
撮影者のメッセージが伝わるからです。
 
自然であること、美しい事
これが私が写真を撮るテーマです。

もうひとつのこだわりは、可能なかぎり
自然光を撮影に取り入れる事です。
もちろん自然光は気まぐれ、季節、
天候、秒単位で光の加減が変わってきます。
 
しかし上手に扱うと、人口の光は
表現できない、優しい光で答えてくれるのです。
 
撮影後半リラックスした彼女をシンプルな
背景にいざない、シャンデリアの前に
立ってもらい自然光で撮影。
 
その場に自然に立つだけで、彼女の魅力が
あふれ出てきます。
 
私はレンズ越しに、これは素敵な
写真になる予感がしました。
 
自然で美しい写真。
 
この写真が大好きです。
2019年11月15日 新井隆司

 

『リトルレディ』

 
3歳になった彼女をどう表現しようか。
撮影日前日、ワクワクしながらイメージします。
 
初めて出会った時、彼女はママの腕の中で
真っ赤なお顔でニコニコしている
ベビーちゃんでした。
ほっぺを触ると微笑んでくれて
嬉しくて、シャッターを押したのは3年前。

誕生日にお気に入りのクマさんの
ぬいぐるみと一緒に、ママに付き添われて、
椅子につかまった君を見て、がんばれ!
がんばって!とシャッターを押したのは2年前。
 
まだクマさんと遊んでるかな?
 
半年前の弟くんのお宮参り、きょうだい写真では
弟くんをいつも気にかけてくれていたね。
 
今日はママがお着物を着ている間
一緒にシャボン玉や風船遊び。
てんどんまんが、大好きなことも
教えてくれました。
 
レンズを通し、お子さまの成長を
見守れることが私の喜びです。
 
写真は歴史、今しか撮れない写真があります。
 
彼女は素敵なリトルレディ。
 
この写真が大好きです。
2019年11月12日 新井隆司

 

『しぐさ』

 
大切なものは、目に見えないんだよ…
サン=テグジュベリ作「星の王子様」の一節です。
 
記念写真は目に見えない、沢山の思いから
1枚の写真が出来上がっています。

彼女の写真には
お子さまの幸せを願う思い。
生まれてきてくれてありがとうの思い。
この写真を見て彼女が元気づけられたり
次の世代に勇気や優しさを
伝えられますように、との願い。
 
そして私のプロとしての思い。
 
そんなたくさんの思いに、彼女は
しぐさで答えてくれます。
 
お子さまのしぐさは、大人へのご褒美です。
写真からは「パパ・ママ愛してくれてありがとう」
の気持ちが聞こえてきそうです。
 
写真は愛で出来ています。
 
この写真が大好きです。
2019年11月10日 新井隆司

 

『卒業』

 
苦楽を共にした友人は一生の友だと、母に教わったことがあります。
 
彼女たちは学園生活を共にしただけでなく、
共に長期実習を終え、卒業論文、国家試験にいどむそうです。

お二人のお話をお聞きしていると、自分の
学生時代を思い出します。
特に専門的な分野になるとなおのほどです。
写真大学に通っていた頃、暗室で作品を仕上げ、
夜な夜な写真論を語り会えるのはクラスメイトの
友人達でした。
 
互いの場所は離れても、いつでもあの頃に戻れ話が
出来るのが友人です。
 
そんな彼女たちを、柔らかな自然光の室内撮影で
表現したいと思い、窓際のフラワースペースに
お誘いしました。
 
柔らかな自然光と花に囲まれて、まるで彼女たちの
これからの人生にエールを送っているようです。
 
卒業写真は終わりの写真ではなく始まりの写真。
 
この写真が大好きです。
2019年11月7日 新井隆司

 

『まほう』

 
ママを独り占めできる時間は、まほうの時間です。
きょうだいがいる人なら、誰でも思う
時があったでしょう。
 
少し緊張した彼に柔らかな笑顔をもたらしたのは
可愛い風船でもなく、オモチャでもありません。
ママと2人だけのお散歩の時間でした。

そこで私は、ママに彼とのお話をお願いしました。
「水族館楽しかったね。」
「見た中でどのお魚が好き?」
「タコ!」
何気ない会話の中で、最高の笑顔です。
私は心のままにシャッターを押しました。
写真には、愛おしいママへの気持ちが溢れています。
 
ありがとう、彼のおかげで私はまた写真が
好きになりました。
 
すてきな写真は、愛が溢れています。
私はこの写真が大好きです。  
2019年11月6日 新井隆司

 

『ひかり』

 
写真は光で紡ぐ物語。
現場で、美しい光を探し出し、
作り上げるのがカメラマンです。
 

美しい光とは何なのか?
常に自分に問いただしています。
写真は光により、ニュアンス、
表現が変わってくるからです。
 
撮影日は少し曇り空、自然光が入る窓際で
花に囲まれた彼女は、優しい雰囲気です。
私は彼女の元気でハツラツとした
イメージを撮りたかった。
 
そこで、少しだけ光を追加しました。
すると彼女のエネルギー、華やかさが
表現出来ました。
 
表現するという事は、写真を感じる事。
写真を感じる事は、光を紡ぐこと。
 
この写真が大好きです。
 
2019年11月3日 新井隆司